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コーマの取り組み

 

コーマでは社会環境や自然環境に配慮してさまざまな取り組みを行っています。

環境への取り組み

 

コーマ株式会社は資源の有効活用を積極的に行い、私たちを取り巻く環境負荷を考慮し保全に努めています。

ドレン回収

 

蒸気で過熱を行う場合、多くはその潜熱を利用しています。スチームトラップから排出されるドレンは、仕事を終えた蒸気が姿を変えたものですから潜熱は持っていませんが、温度は100゜C以上と、顕熱を十分に保有しています。
ドレン回収とは、このドレンをそのまま捨ててしまうのではなく、何らかの形で再利用することです。顕熱を利用する熱回収だけでなく、水としての回収価値もあります。

コージェネレーション(熱電供給)システム

 

一つのエネルギー源から電気や熱など、二つ以上の有効な二次エネルギーを取り出す総合効率の高いシステムです。燃料な都市ガス、燃料電池等を使用します。 エネルギー利用の多様化、需要の増加等、社会の近代化に伴うエネルギーのニーズは年々高まりつつあり、コージェネシステムは天然ガス等の1次エネルギーを燃料としてガスエンジンやガスタービン等の原動機を駆動させ、その際に発生するエネルギーで発電機を駆動して電力を発生させ、同時に排熱により、暖房、冷房、蒸気等に変換する分散型エネルギーシステムでこれまでの電力供給をサポートすると同時に、その高いエネルギー効率が省エネルギーに貢献します。

 

   コーマの節電への取り組み
   
   福島原発の震災による東電での電力不足に端を発し、電力供給不足は全国レベルの規模となり、特に総電力の半分以上

   を原発に頼る関西地域では深刻な事態に陥ることが予想されます。

   

   2011年夏、下記対策を中心に節電を計画しております。

    1、冷房のガスヒートポンプ化

    2、ガスコージェネレーションの稼働強化

    3、動力設備の整備強化と省エネ更新

   

   2012年夏、さらに15%(合計30%)の節電を計画しています。

    1、排気・循環器システムの効率化

    2、ニット冷却システムの効率化

    3、ニット照明のLED化と夜間照明の効率化

    4、夏季休日の重点配分(2日休原則)

    5、断熱・保温の強化

 

  

社会への取り組み

 

コーマ株式会社は商品製造時に出る糸くずや切れ端を廃棄せず、より有効に使用できるアイデアを持って社会に貢献しています。

靴下の切れ端アート

 

靴下の製造時にどうしても発生する靴下の切れ端を、以前は廃棄するしかありませんでした。コーマ株式会社では、平成18年に工場敷地内に老人ホームを建設し、高齢者の方々に喜んで頂いています。どうせならこの切れ端を提供し、入所者の方々に有効に利用して頂こうと思い無料で提供しています。入所者の方々はそれを使いさまざまなアートを生み出しています。入所者の方々の生きがいに少しでも貢献し、廃棄物を減らす一石二鳥の取り組みを行っています。

靴下の切れ端アート
製造段階においてどうしても発生する靴下の切れ端が、介護施設の利用者の皆様により、
さまざまなリサイクルアート作品に生れ変わります。